あなたは成功する?

成功と失敗、よく使われる言葉です。けれども、あなたにとっては、何が成功で失敗なのでしょうか。次のフローチャートは、それを考えるためのツールです。後の[診断]は占いと同じ、気にいらない診断はまったく気になさらないでください (^^; あくまで考えるキッカケのゲームです。

あなたは成功する?
あなたは成功する?

[診断]

A:一喜二憂タイプ……大切に感じることは、もっともっと長い目で育てて。

B:一喜一憂タイプ……自分にとって何が大切かを考えていけば自然にどっしりします。

C:二喜一憂タイプ……何事も、もう一歩ねばり強くやり続けると急に楽になるはず。

D:超人タイプ……アドバイスの必要はまったくありません。そのままのあなたで。

[ものの見方]

そもそも成功・失敗とは何なのでしょうか。
目標にしていることが、ある物を作り上げる、ある仕事を完成する、といった形や成果としてはっきりわかるのであれば、形や成果が成ったときが成功とはいえそうです。
ですが、期限が明確な仕事はともかく、自分で決めた目標について、形を作り上げられないときや成果を上げられないとしても、それを失敗と決めるのは誰なのでしょうか。
チャレンジして仮に他人からは失敗したように見えても、チャレンジし続けるかぎり、本人にとっては失敗にはならないでしょう。今までのやり方ではうまくできなかったというだけの話で、改善点をさがしてさらにチャレンジしていく途上の出来事にすぎません。
目標が目に見えないこと、たとえば“コミュニケーション能力の向上”や“多くの人を笑顔にする”といった自分の生き方に関することであれば、なおさら成功と失敗を区別するのは難しくなります。その場合、成功、失敗を決められるのは自分以外にいません。
とどのつまり、失敗とは本人がそう思うだけであり、目標をあきらめるということです。
目標に到達できそうもなくてあきらめなければならないと嘆く人がいますが、あきらめられる目標に嘆く必要はないでしょう。その程度の目標だったと気持を切りかえて、新しい目標に向かったほうが精神衛生上も正解です。ただし、一生、目標をあきらめることをくり返したくはないものですね。
すくなくとも、目標に向かってチャレンジできるだけで喜びを感じ、“いつか必ず達成する”と思う人には、失敗という言葉を思う時はありません。
なお、診断のようなタイプ分けをしたのは、我慢強く目標に向かっていける人ほど、人間関係も息の長いものになり、物事に一喜一憂しなくなるという見方をしたからです。また、それぞれの設問は、次のような考え方で作成しました。

あなたは何かに失敗して苦しんだことがある?

目標に向かってまい進しているときは、目標に集中しているので、「失敗」とか「苦しい」という言葉は浮かんでこないものです。
「失敗」とか「苦しい」と思うのは、目標を見失っているか、自信をなくしているとき。もし、そんな言葉が自分のなかで大きくなったときは、考え込まずに、ともかく行動し続けるのが絶対的に必要です。
心理学の巨人カール・ユングという人は、若いとき自信をなくして精神が崩壊しそうになったと告白しています。心理学者といっても自分の心をいつもコントロールできるとはかぎらないのです。ユングが正常を保てたのは、ともかくやらなければならない日々の仕事があったからだと述懐しています。ユングがそのとき仕事もしないでただ悩み続けていたら、ユング心理学は生まれていなかったでしょう。

失敗は成功のもと or 転んでもただでは起きない

「失敗は成功のもと」というのは、慰めの言葉です。成功する人=目標を達成する人は、上に述べたように「失敗」を意識することはほとんどないからです。失敗は、目標をあきらめたときです。
目標へのハードルがいくら高くても、試行錯誤をくり返していれば、いずれ何らかの突破口を見つけられるものです。それは、「転んでもただでは起きない」に通じます。

一生つき合い続けると信じられる友人がいる?

この設問には二つの意味があります。「一生信じられる」「一生つき合い続ける友人」・・・一生をかける目標になるほど、どちらも必要な要素ではないでしょうか。

※「ゲームで自己啓発」は、90年代に出版された筆者の『東大式おもしろ心理ゲーム』を改訂して掲載しています。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です