カテゴリー別アーカイブ: ゲームで自己啓発

底力はどこにある?

人は危機に面したとき、底力が出てくるといいます。けれども、なかには危機に立ち向かう底力が出てこない人もいます。その差は何でしょう? 次のフローチャートは、それを考えるツールです。その後の[診断]は占いと同じ、気にいらない診断はまったく気になさらないでください (^^; あくまで考えるキッカケのゲームです。

test14
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[診断]

〔底力チェック〕
あなたの底力を乗り物にたとえて診断すると。
……クルマ
安定した生活を維持していく十分なパワーがあります。後はグレードアップ。
……新幹線
自分だけでなく多くの人を一緒に乗せていくパワーがあります。そのパワーを人のために活かせるとさらに充足感あふれる人生になるのではないでしょうか。
……自転車
考えこむことをやめて、小さなことでも確実に行動してやりとげていけば乗換えです。
……バイク
頭のよいあなたは自分を楽しませることばかり。そろそろ人生の嵐がくるかも。

[ものの見方]

どれほど能力があるように見えても、幸せそうにみえても、誰でも挫折したり、落ち込んだりすることがあります。成功・失敗、能力の有無は、自分しだいだとわかっていても、そう思えないときもあります。
逆境に強い人と弱い人、危機的状況(心理的にも物質的にも)を乗り越えられる人と落ちこんでしまう人、その差は本当にちょっとした差です。
どれほど自分を信頼できているか。実は、その差が底力の差となって大きく生き方を変えてしまいます。
自己への信頼は、頭の理屈で納得しても生まれません。これまで生きてきた充実感が自己信頼を生み出す力です。小さなことでもかまいません。何かをやりとげたという充実感の積み重ねが、目に見えない底力となって、その人をどんどん強くしていくのです。
確実なことは、「行動する人には底力がそなわる」ということです。チャレンジし続ける人は、ますますパワーのある人になっていきます。
以下は設問ごとの考え方。

Q1 やりとげる自分は必ずいる

自分がやりたいと思ったことを一つでもやりとげたと思える人は幸いです。けれども、もしやりとげたことが一つもない、と思う人は思いなおしてください。
やりとげられていないことは、今できないだけで、いずれ機会がきたらきっとやりとげられるようになります。今は目の前にある問題に集中して、一つ一つ解決していきましょう。
そして、やりとげたことを思い出してください。
やりとげたことを、あなたが忘れているだけ。きっと小さなことだと思いこんでいるだけ。だれかを喜ばしたり、笑顔にしたり、人に頼まれたことをやりとげたり、そうしたことはたくさんあるはずです。もし一日一回でも身の回りにいる人を喜ばせられたら、それはそれはすごいことにちがいないのです。
人の目標には、本来、大中小などの区別はありません。何もやりとげていない人などこの世にいないのです。今まで生きているのがその証です。一度でもだれかを喜ばせたことのある人は、何かをやりとげる力が必ずあります。

Q2 運・不運に関係なく前に進む

何かをやりとげようとする人には、運がよいとか運がわるいとかは関係ありません。どうであれ、自分に起こったことは、自分で引き受けるしかないのですから。
物事がうまくはこばないとき、運・不運を考えてしまうのは、目の前の現実に向き合っていないときだと思いましょう。
不運としかいいようのない出来事が起こって物事が中断することがあるとしても、あきらめずに前進しようとする人は、不運など気にもとめていないものです。

※「ゲームで自己啓発」は、90年代に出版された筆者の『東大式おもしろ心理ゲーム』を改訂して掲載しています。

可能性は「できない」壁の向こうにある

特殊な能力というものがあります。絶対音感、写真のような記憶力、超人的な身体能力……それらの特殊な能力は、先天的かもしれません。けれども、ビジネスで成功する能力、目標を達成する能力といったものも、はたして先天的なのでしょうか。あなたは、そうした能力のことをどのようにイメージしていますか。
次の設問は、それを考えるためのツールです。その後の[診断]は占いと同じ、気にいらない診断はまったく気になさらないでください (^^; あくまで考えるキッカケのゲームです。

バンジージャンプ
バンジージャンプ

Q1 結婚したい好きな彼(彼女)が、バンジージャンプをしようと誘ってきました。彼(彼女)は何度もやっていてバンジージャンプの素晴らしさをよく話題にします。あなたはやったことはありませんし、バンジージャンプは怖いと思っています。こんなときのあなたの反応は?

a 即座にOKする。
b いろいろ理由をつけて結局やらない。
c できない、ときっぱり断る。

Q2 あなたは新入社員。上司が企画案をまとめてくれないかと話をもちかけてきました。ところが、あなたの知らない専門的な知識がなければその企画案はまとめられそうもありません。あなたの返事は?

a 調べないと返事ができませんと応える。
b 自分ではできないとお断りする。
c やらせていただきますと承諾する。

[診断]

Q1~2で選んだa・b・cを次の表で点数換算して合計、合計点で診断します。

配点表
配点表

〔突破力チェック〕

……前進あるのみタイプ
なんでもやれるあなたの課題は、目標をしぼること。

……二歩前進一歩後退タイプ
「できない」理由を考えるより「やる」理由をたくさん考えるようにしましょう。

……一歩前進一歩後退タイプ
自分の気持ちに素直に行動してみませんか。

[ものの見方]

ビジネスをうまく進める能力、コミュニケーションをスムースにやれる能力、さまざまな問題の解決能力、それら社会生活で要求される能力はすべて後天的なものです。生まれながらにできる人は一人もいません。
その人自身が能力を開拓しようとしなければ、できないのは当たり前です。
何事も「できない」と決めつけるのは禁物。そう思うのは自分で壁をつくって可能性をせばめるだけ。まして、それを理由にして目標をあきらめるとしたら、残念なことです。
人それぞれに得手不得手があるのは事実ですが、不得手なことでも時間をかけてチャレンジしつづければ、ほとんどの人が自転車に乗れるようになるのと同じく、大方のことはできるようになります。
単に「今の自分にはむずかしい」のであって、「できない」わけではないのです。
以下は、設問ごとの配点の考え方。

Q1 情熱ができる自分をつくる

相手への情熱があれば、バンジージャンプくらいなんのその。バンジージャンプが「できるできない」なんて問題外です。aは同じ体験をして話題を共有したいというあなたの情熱が伝わり、つき合いが一歩前進することはまちがいありません。
bは好きな相手より、自分の思いを大切にしているように見えます。
cは自分の考えがしっかりあるように見えますが、bと同様、「できるできない」「怖い」のほうが相手への思いより勝っているようです。
この設問は、彼(彼女)→目標、バンジージャンプ→目標達成の過程に現れる課題、と置き換えて考えれば、意味がわかりやすいかもしれません。

Q2 可能性は「できない」壁の向こうにある

ビジネスパーソンであれば、ほとんどの人がcを選ぶでしょう。
aやbのように、「専門的な知識がないからできません、考えさせてください」と上司の依頼を受けないのは、新卒の新入社員がやってしまいそうな応対で、理路整然と間違っています。

  1. 上司は新入社員の仕事への姿勢や能力を知りたいために依頼しています。
  2. 専門的な知識がないとまとめられない→まとめるのに必要な専門的な知識がいま現在ないとしても、全力で調べればよい話。新しい知識を自ら学ぼうとする姿勢がないと宣言しているようなものです。
  3. やらずに「できない」というのは、自分で壁をつくっているようなもの。上司から見れば、この種の仕事は頼めないことになり、仕事の可能性を自分からせばめています。

今できないからといって目の前のチャンスを見逃すのは、可能性を捨てていくようなものです。もちろん、現実の会社では、仕事の優先順位や職場環境、上司との人間関係などによって、すべての依頼を受ける必要はないかもしれませんが、設問のような状況ではcの一択でしょう。
仕事でも学問でも、人間関係でも、初めから「できない」では何も始まりません。「今できなくとも、やればできる」と信じて一歩前に足を出せば新しいステージにたどりつけるのが世の中のしくみです。

※「ゲームで自己啓発」は、90年代に出版された筆者の『東大式おもしろ心理ゲーム』を改訂して掲載しています。

チャンス到来確率予報

チャンスは、いつ、どのように現れるのでしょうか。あなたはチャンスをつかめる人でしょうか。次の設問は、それを考えるツールです。[診断]は占いと同じ、気にいらない診断はまったく気になさらないでください (^^; あくまで考えるキッカケのゲームです。

富士山登山
富士山登山

Q1 あなたは友人と楽しみにしていた富士登山に出かけました。普通は山小屋で一泊するのですが、未明に車で五合目まで、そこから登りはじめて昼すぎ山頂で食事、夕刻までに下山するというハードな計画でした。ところが、予想以上に山道が険しく、昼すぎにようやく九合目。友人は唇が紫色でとても苦しそう。疲労困憊の友人ですが、ここまで来たらもう一息だから頑張ろうと言っています。あなたは次の中でどの行動を取る?

a九合目から引き返す
b友人を九合目の山小屋に休ませて、山頂へ向かう
c友人の様子を見ながら、二人で山頂へチャレンジする

Q2 あなたは物書き(ライター)志望。初めて出版社へ自分の原稿を持っていきました。応接室に入ってきた編集長は、ともかく原稿を見せてくださいと言ってあなたが持参した原稿を読み始めました。こんな時、あなたは何を考えて待ちますか?

a原稿を気にいってもらえるかどうか
b何かを聞かれた時にどう応えるか
c何も考えずに待つ

Q3 あなたは友人の彼(彼女)を好きになってつき合っています。友人はあなたを信じていて、まさか彼(彼女)とそんな仲になっているとはまったく思っていません。あなたは次の中でどの行動を取る?

a友人に正直に話す
b黙っている
c彼(彼女)と別れる

[診断]

Q1~Q3で選んだa・b・cを次の表で点数換算して合計、合計点で診断します。

配点表
配点表

〔チャンス到来確率予報〕

……90%以上
開運状態。あなたは今のまま自然体でいれば、黙っていても大きなチャンスが次から次へと引きつけられてきます。

……90~70%
時々、ポカをやるあなた。けれども、あなたが人への誠実さを忘れないかぎり、気がつけばチャンスは必ず目の前に。

……70~50%
あれもこれもと欲張ってしまいがちなあなた。いっぺんに手に入れようとすると、全部手からこぼれてしまいます。

……50%以下
まだ自分の世界だけで生きているかも。あなたが自分のことしか考えなければ、自分のことしか考えない人か、あなたを利用しようとする人だけが寄ってきて、チャンスはほとんどなさそう。

[ものの見方]

チャンスのタネは、たぶんいつでもどこにでも転がっているのですが、それを活かすも活かさないも自分しだいなのです。
映画ではたまたま出会った大金持ちに見初められて劇的に人生が好転するといったパターンがありますが、それは宝くじに当たるようなもの。多くの人にとって、チャンスはそれとわかるほどに劇的ではないでしょう。
好人物との出会いにしろ、ビジネスの成功にしろ、実際には、その時、その場面、その相手が過ぎてから、「ああ、あれがチャンスだった」と気づくのではないでしょうか。
また、チャンスは突然やってくるわけではなく、大きなチャンスがやってくる前に、そのチャンスを引き寄せる小さなチャンスが積み重なっているものです。
はっきりしているのは、チャンスを運んでくるのは“人”だということ。まず人との良き出会いがなければ、何も始まらないのです。ですから、チャンスを引きよせるのは、日頃から人を大切にする自分の生き方。つまり、日頃から周囲の人を大切にして生きていれば、その積み重ねに応じてチャンスが呼び寄せられるのです。

設問への回答には、考え方、価値観、ものの見方があらわれます。配点は、周囲への誠実さやいさぎよさが感じられる場合を高得点とし、自分中心の言動とみられる場合を低くしました。周囲への誠実さや潔さは、人をひきつけ、チャンスをもたらすと考えるからです。設問ごとには、以下のように考えました。
なお、いわずもがなとは思いますが、設問と類似した出来事が本当に自分に起こったとしても、現実の出来事と抽象的な設問とはまったく異質。配点はまったく気にせず、誠実さを胸に、臨機応変に対応するしかありません。

Q1 問題状況での決断に自分があらわれる

設問の富士登山は、もともと無理のある計画です。昼を過ぎても頂上に到達せず、友人に疲労と高山病によるらしいチアノーゼ(唇が紫色)が出ている状況は、計画がすでに破たんしていることを示しています。
そもそもこの登山は、友人と“楽しむ” ためではなかったのでしょうか。友人の様子を見れば、aの「九合目から引き返す」以外の選択肢は考えにくいです。
bの「友人を九合目の山小屋に休ませて、山頂へ向かう」は、いつの間にか“山頂”だけが目的となっていて、楽しむという目的も友人への気づかいも吹き飛んでいます。大切なものを見失ってさまよっている人のようです。
cの「友人の様子を見ながら、二人で山頂へチャレンジする」は友人の性格や体の具合によっては、ありえなくもないというだけ。基本、友人が死に物狂いで登山を主張したとしても、それを制止して下山する決断をしたほうがよいでしょう。富士登山はまたのチャンスがありますが、友人に何かあったら取り返しがつかないのです。

Q2 相手を安心させる器量

設問は、ライター志望者の出版社への原稿持込みを題材にしていますが、試験面接やビジネスの取引先や見合い相手との初顔合わせなど、人生の分岐点、勝負の際の心の持ち方に通じています。
aの「原稿を気にいってもらえるかどうか」は、だれしも気になるかもしれませんが、評価は相手しだい。賽は投げられているので、結果を案じるより、後学のためにまた会うかもしれない相手の表情や言動を観察するくらいの気構えがほしいところです。
bの「何かを聞かれた時にどう応えるか」というのは、会う前に考えておくことです。
こうした面談では想定問答などの準備は事前に万端ととのえておき、現場ではcの「何も考えずに待つ」という自然体が正解です。
現場では想定外のことばかりになるのが相場で、想定問答などの準備は心を落ち着けるのに役立つだけです。むしろ、想定どおりにならなくてあわててしまったら最悪。現場では、「人事を尽くして天命を待つ」のみです。
質問に対して臨機応変に自分の考えを述べる姿勢は、相手に安心感を与えます。
面談の相手は自分より場数をふんでいるわけですから、普段とちがう応対は見抜かれると思って間違いありません。就活などでマニュアルどおりの優等生回答ばかりしても、不合格になったりするのはそのためです。
しかし、臨機応変さというのは、一朝一夕に身につくものではありません。人に接するときに誠実に自分を表現するという普段の積み重ねが、自らを助けます。

Q3 情愛と誠実さ、どちらが大事

友人の彼(彼女)とつきあっていて、a「友人に正直に話す」というのは、現実にはもっともありそうもないパターンです。なぜなら、それほど正直な人は、そもそも不倫のごとき関係になりそうなときは、事前に回避行動をとるでしょう。
とはいえ、いかに誠実、正直な人とて、魔がさして設問のような状況におちいることがあるかもしれません。でも、そうなっても、根が正直なので、結局は友人に話さずにおられなくなるわけです。
事が事だけに、正直に話しても友人との関係は破たんしてもしかたないでしょう。
しかし、aのバカ正直さとbの「黙っている」とでは、どちらが社会のなかで信用されるかは明らかです。バカ正直なだけでは世の中は渡りにくいかもしれませんが、それでも、そのマイナスを補ってあまりある“信用”を得られることでしょう。
bの「黙っている」は、情愛のために友人の信頼を裏切りつづけているにほかなりません。「黙っている」人とは、だれもつき合いたいとは思わないでしょう。そのように自己中心的では良き出会いがすくなく、チャンスは訪れず、その彼(彼女)ともうまくいかなくなるのが約束されているように思います。
cの「彼(彼女)と別れる」は、まさに“後悔先に立たず”ですね。別れたところで友人の信頼をとりもどすのは困難でしょう。反省が見られるという点でbより点数を高くしましたが、別れを告げられる彼(彼女)にしてもたまったものでなく、bの不実さとあまり変わらない気がします。

※「ゲームで自己啓発」は、90年代に出版された筆者の『東大式おもしろ心理ゲーム』を改訂して掲載しています。

あなたは成功する?

成功と失敗、よく使われる言葉です。けれども、あなたにとっては、何が成功で失敗なのでしょうか。次のフローチャートは、それを考えるためのツールです。後の[診断]は占いと同じ、気にいらない診断はまったく気になさらないでください (^^; あくまで考えるキッカケのゲームです。

あなたは成功する?
あなたは成功する?

[診断]

A:一喜二憂タイプ……大切に感じることは、もっともっと長い目で育てて。

B:一喜一憂タイプ……自分にとって何が大切かを考えていけば自然にどっしりします。

C:二喜一憂タイプ……何事も、もう一歩ねばり強くやり続けると急に楽になるはず。

D:超人タイプ……アドバイスの必要はまったくありません。そのままのあなたで。

[ものの見方]

そもそも成功・失敗とは何なのでしょうか。
目標にしていることが、ある物を作り上げる、ある仕事を完成する、といった形や成果としてはっきりわかるのであれば、形や成果が成ったときが成功とはいえそうです。
ですが、期限が明確な仕事はともかく、自分で決めた目標について、形を作り上げられないときや成果を上げられないとしても、それを失敗と決めるのは誰なのでしょうか。
チャレンジして仮に他人からは失敗したように見えても、チャレンジし続けるかぎり、本人にとっては失敗にはならないでしょう。今までのやり方ではうまくできなかったというだけの話で、改善点をさがしてさらにチャレンジしていく途上の出来事にすぎません。
目標が目に見えないこと、たとえば“コミュニケーション能力の向上”や“多くの人を笑顔にする”といった自分の生き方に関することであれば、なおさら成功と失敗を区別するのは難しくなります。その場合、成功、失敗を決められるのは自分以外にいません。
とどのつまり、失敗とは本人がそう思うだけであり、目標をあきらめるということです。
目標に到達できそうもなくてあきらめなければならないと嘆く人がいますが、あきらめられる目標に嘆く必要はないでしょう。その程度の目標だったと気持を切りかえて、新しい目標に向かったほうが精神衛生上も正解です。ただし、一生、目標をあきらめることをくり返したくはないものですね。
すくなくとも、目標に向かってチャレンジできるだけで喜びを感じ、“いつか必ず達成する”と思う人には、失敗という言葉を思う時はありません。
なお、診断のようなタイプ分けをしたのは、我慢強く目標に向かっていける人ほど、人間関係も息の長いものになり、物事に一喜一憂しなくなるという見方をしたからです。また、それぞれの設問は、次のような考え方で作成しました。

あなたは何かに失敗して苦しんだことがある?

目標に向かってまい進しているときは、目標に集中しているので、「失敗」とか「苦しい」という言葉は浮かんでこないものです。
「失敗」とか「苦しい」と思うのは、目標を見失っているか、自信をなくしているとき。もし、そんな言葉が自分のなかで大きくなったときは、考え込まずに、ともかく行動し続けるのが絶対的に必要です。
心理学の巨人カール・ユングという人は、若いとき自信をなくして精神が崩壊しそうになったと告白しています。心理学者といっても自分の心をいつもコントロールできるとはかぎらないのです。ユングが正常を保てたのは、ともかくやらなければならない日々の仕事があったからだと述懐しています。ユングがそのとき仕事もしないでただ悩み続けていたら、ユング心理学は生まれていなかったでしょう。

失敗は成功のもと or 転んでもただでは起きない

「失敗は成功のもと」というのは、慰めの言葉です。成功する人=目標を達成する人は、上に述べたように「失敗」を意識することはほとんどないからです。失敗は、目標をあきらめたときです。
目標へのハードルがいくら高くても、試行錯誤をくり返していれば、いずれ何らかの突破口を見つけられるものです。それは、「転んでもただでは起きない」に通じます。

一生つき合い続けると信じられる友人がいる?

この設問には二つの意味があります。「一生信じられる」「一生つき合い続ける友人」・・・一生をかける目標になるほど、どちらも必要な要素ではないでしょうか。

※「ゲームで自己啓発」は、90年代に出版された筆者の『東大式おもしろ心理ゲーム』を改訂して掲載しています。